不要な相続土地の国庫帰属承認申請

建物が存在したり急勾配の崖のある土地又は一部の袋地など，申請却下又は不承認となる条件が規定されています。詳細は，ご相談ください。

原則として，相続以外の原因により自らの意思で取得した場合は，承認申請できません。ただし，共有土地の場合は，例外規定があります。詳細は，ご相談ください。

法務局の資料では，ここでの境界は「筆界」ではなく「所有権界」であり，申請者の認識する「所有権界」を示せば足りるとあります。よって，文言上は公図の座標データを復元測量等をする必要はないと思われます。ただし，本制度はまだ開始したばかりで未成熟であり，法務局担当者の判断で運用が変わる可能性があります。なお，この資料中に「復元測量等を実施することまでは要しない」とありますが，一方では「各境界点を示すものを明確に撮影した写真」を提出資料として求めており，この段階で事実上復元測量等を必須としてくる可能性もあります。なお，隣接土地所有者にこの写真等の資料を送付し照会することになっています。

半年から1年程度の見込みとなっています。